みなさん、こんにちは!
WBC2023のイタリア代表ですが、どのくらいの強さなんでしょうか?
イタリアといえばサッカーの強豪国として有名ですが、野球のレベルってどのくらいなのか正直知らない方が多いと思います。
今回は、イタリアの野球のレベルやWBC2023イタリア代表についてまとめてみましたので、最後までお読みいただけると嬉しいです。
イタリアの野球
国内の野球
セリエAというプロ野球リーグがあり、2022年シーズンには30球団が参加していて、欧州ではトップレベルの野球リーグとされているそうです。
欧州各国の強豪野球クラブが参加する、欧州チャンピオンズカップではイタリアの野球クラブであるパルマ・ベースボールクラブが優勝回数15回で最多優勝数を誇っています。
次点で優勝回数が多いのは、オランダの野球クラブであるキュソラー・ネプチューンズというそうです。
欧州では、イタリアとオランダが野球強豪国として有名のようですね。
日本で活躍していた選手がイタリアのリーグに行くこともあり、元西武ライオンズのG.G.佐藤さんがイタリアの野球クラブ(ウニポル・ボローニャ )に在籍していたことがあります。
国際大会
ヨーロッパ野球選手権大会においては優勝10回、準優勝15回を誇り、オランダに次ぐ強豪国という印象です。
WBCでは2006年、2009年、2017年大会は1次ラウンド敗退。2013年大会は2次ラウンド敗退という成績でした。
欧州ではトップレベルの力がありますが、世界の強豪国には及ばないといったところでしょうか。
日本はイタリアに対してどのような成績なのか、日本対イタリアの戦績(2000年以降)を見てみましょう。
・日本 6-1 イタリア (2000年、シドニー五輪) ※プロ・アマ混成
・日本 12-1 イタリア(2002年、第15回IBAFインターコンチネンタルカップ) ※プロ・アマ混成
・日本 12-0 イタリア(2004年、アテネ五輪) ※プロのみ
・日本 6-3 イタリア (2006年、第16回IBAFインターコンチネンタルカップ) ※アマのみ
・日本 0-3 イタリア (2010年、第17回IBAFインターコンチネンタルカップ) ※プロのみ(若手中心)
5試合中4勝1敗の成績でした。(※は日本のチーム編成状況です。)
直近の試合が2010年と10年以上前の試合ですので、あまり参考にならないかもしれませんが、日本が勝ち越しているという状況です。
WBC2023イタリア代表メンバー
今大会のイタリア代表はイタリア系アメリカ人のメジャーリーガーを主力としたチームとなっています。
代表登録選手30人中メジャーリーガーは6人、マイナーリーガーは15人、セリエAが1人、FA(フリーエージェント)が8人となっています。
調べてみると、全員がアメリカのメジャーやマイナー経験のある選手でした。
マイク・ピアッツァ監督
マイク・ピアッツァ監督は、現役時代はMLBのドジャースやメッツなどで、捕手や一塁手としてプレーし、ドジャース時代には野茂英雄さんとバッテリーを組んでいました。
打撃面で評価が高く、捕手としての本塁打数のMLB記録を持っているほど。メッツでは背番号31が永久欠番となっています。
現役引退後はイタリア代表のコーチや監督を務めており、経験豊富な監督といえると思います。
主力メンバー
投手陣では、メジャー通算50勝を挙げているマット・ハービー選手(フリーエージェント)や昨季には53登板し、2勝0敗2セーブ、防御率4.17、64奪三振を記録したマシュー・フェスタ選手(マリナーズ)が主力として挙げられます。
野手陣では、大谷翔平選手の同僚のデビッド・フレッチャー選手(エンゼルス)は、メジャー通算501試合出場で536安打、14本塁打、29盗塁と実績十分で要注意選手といえるでしょう。
ドミニク・フレッチャー選手(ダイヤモンドバックス傘下)はデビッド・フレッチャー選手の弟だそうで、フレッチャー兄弟の活躍に注目するのも面白いかもしれません。
ビニー・パスカンティーノ選手(ロイヤルズ)は、昨季6月下旬にメジャー昇格後、打率.295・10本塁打・OPS.833の好成績を残しており、今後の活躍が見込まれる選手だと思います。
ニッキー・ロペス選手(ロイヤルズ)は、2021年には151試合、2022年には142試合出場とスタメンに名を連ねる選手であり、イタリア代表の主力メンバーのひとりといえるでしょう。
今回のイタリア代表には、現在メジャーで活躍していたり、今後の活躍が見込まれる若手選手、過去にメジャーやマイナーで活躍していた選手などが多く選出されていることがわかりました。
メジャーやマイナー経験の面で日本代表は劣る部分があるのではないかと思います。
決して油断できる相手ではないですね。油断なんてしないと思いますが(笑)
日本代表もメジャー選手を始め、レベルの高い選手が揃っていると思いますので、是非頑張ってほしいですね!
まとめ
イタリア代表についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
- セリエAという国内の野球リーグがあり、欧州トップクラスの野球リーグレベルを誇る。
- 欧州ではオランダとイタリアが野球強豪国として知られている。
- 日本対イタリアの戦績は、日本が勝ち越している。
- イタリア代表メンバーにはメジャーやマイナーなどで活躍している、していた選手が多く選出されている。
みなさんがイタリア代表について、少しでも知識を得ることが出来ていたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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